[パルマ(スペイン) 17日 ロイター] - 男子テニスで四大大会最多22勝を誇るラファエル・ナダル(36、スペイン)は17日、今月27日に開幕するウィンブルドン選手権への出場を目指す意向を示した。
今季は四大大会初戦の全豪オープン、第2戦の全仏オープンと2連勝しているナダルだが、慢性的な足のけがに悩まされ、全仏では大会中に痛み止めの注射を打つ必要があったことを明かしていた。
ナダルは記者会見で、「ここ1週間は足を引きずっていない。治療法が変わり、今もたまに足の感覚がなくなるなど違和感はあるが、自分の体重を支えることができなかった痛みは治まった」とコメント。
これから来週までの体の具合次第としつつも、「ウィンブルドンに出場するつもりでいる。もし1週間痛みがなく、練習ができていたら、出場できるチャンスがあるということかもしれない」と話した。
ナダルは2008年と10年にウィンブルドンで優勝している。