[ロンドン 25日 ロイター] - 男子テニスのノバク・ジョコビッチ(35、セルビア)にとって、ウィンブルドン選手権が今年最後の四大大会になるかもしれない。
ジョコビッチは新型コロナウイルスのワクチン接種を受けていないことを理由にオーストラリアから強制送還となり、全豪オープンには出場できなかった。同様の理由で全米オープンにも出場できない。
ジョコビッチの四大大会優勝回数は20回。ラファエル・ナダル(スペイン)の22回が最多記録。
ジョコビッチは25日、報道陣に対し「現時点では米国に入国できない。それがウィンブルドンに向けてさらなるモチベーションとなっている」とコメント。「過去3大会のようにとてもいい大会にしたい」と4連覇への意気込みを示した。