[ロンドン 12日 ロイター] - ジョンソン英首相の後任を決める与党・保守党の党首選を取りまとめる委員会は12日、立候補の条件を満たした8人を正式に候補者として指名した。
指名を受けたのは、ケミ・バデノック平等担当相、スエラ・ブレーバーマン法務長官、ジェレミー・ハント元外相、ペニー・モーダント通商政策担当相、リシ・スナク前財務相、トム・トゥーゲンハット下院外交委員会委員長、リズ・トラス外相、ナディム・ザハウィ財務相。サジド・ジャビド前保健相は出馬の意向を示していたが辞退した。
候補者として指名されるためには20人以上の推薦を受ける必要がある。出馬表明したうちの2人がこの条件を満たせなかった。
グラント・シャップス運輸相はスナク氏支持に回り、立候補を断念。プリティ・パテル内相は不出馬を表明した。
ブックメーカー(賭け屋)での一番人気はスナク前財務相。スナク氏の後任となったザハウィ財務相、トラス外相らと激しく争うことになるとみられる。
一方、保守党内のウェブサイトで実施された世論調査では、モーダント氏がトップに立っている。
第1回目の投票は13日に行われる。