[13日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)機構は12日、パドレスのフェルナンド・タティス内野手(23)に対して薬物規定違反による80試合の無給出場停止処分を科したと発表した。
同選手は昨年、パドレスと14年、総額3億4000万ドル(約454億円)の長期大型契約を結んだが、今季は左手首の骨折のために未出場。8月下旬の復帰が見込まれていた。
昨季は42本塁打、97打点の成績で、ナショナル・リーグのMVP投票では3位だった。
パドレスは声明で「処分に驚き、非常に落胆している。私たちはこの処分を全面的に支持し、タティスがこの経験から学ぶことを願っている」と述べた。
パドレスは現在ナショナル・リーグ西地区2位につけているが、たとえポストシーズンに進出したとしても、処分によりタティスは出場できない。また、12日の時点で今季は残り48試合しかないため、タティスの出場停止期間は来季の序盤にも及ぶことになる。