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米共和党、トランプ氏邸宅家宅捜査の正当性示す宣誓書公表要求

発行済 2022-08-15 10:43
更新済 2022-08-15 10:46
© Reuters. 米連邦捜査局(FBI)による8日のトランプ前大統領邸宅マールアラーゴの家宅捜査を受けて、共和党側からは14日、機密文書などの押収の正当性を示すFBIの宣誓供述書の公表を求

[ワシントン 14日 ロイター] - 米連邦捜査局(FBI)による8日のトランプ前大統領邸宅マールアラーゴの家宅捜査を受けて、共和党側からは14日、機密文書などの押収の正当性を示すFBIの宣誓供述書の公表を求める声が相次いだ。

マイク・ラウンズ上院議員(サウスダコタ州選出)はNBCテレビの番組で「宣誓供述書が公表されれば、少なくとも今回の家宅捜索が正当化されるのかが確認できる」と語った。「司法省はこれが単なる特段の目的なしの捜査ではないことを示すべきだ」とも述べた。

下院情報特別委員会のマイク・ターナー議員は同日のCNNの番組で、何が家宅捜索につながったのかについての詳細をバイデン政権がもっと提示すべきだと語った。

家宅捜索の後には既に捜索令状が公表されているが、共和党側は連邦裁判事が令状を発出するに至ったもっと詳細な情報の公表を要求している。そうした情報は文書の機密性の詳細や、情報源を示している可能性がある。こうした宣誓供述書が公表されれば極めて異例で、公表には連邦裁判事の承認が必要になる。

ただ、民主党のアダム・シフ情報特別委員長はCBSの番組で、「最高機密」や「機微情報」に関わる文書が公表されれば、国家安全保障に極めて深刻な打撃をもたらす可能性があると述べ、宣誓供述書の公表に否定的な考えを示した。

一方、FBIや国土安全保障省は、今回の家宅捜索後、ソーシャルメディアをはじめとして、法執行官らへの脅迫が増加していることに警戒を強めているとされる。

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