[ニューヨーク 10日 ロイター] - テニスの四大大会最終戦、全米オープンは10日、ニューヨークで女子シングルス決勝を行い、世界ランク1位で第1シードのイガ・シフィオンテク(21、ポーランド)は第5シードのオンス・ジャブール(チュニジア)を6─2、7─6で下し、初優勝を果たした。
シフィオンテクの四大大会制覇はこれで3回目。過去に全仏オープンを2回制しており、ハードコートでは今回が初めて。また、ポーランドの女子選手としても全米オープンでのシングルス制覇は初の快挙となった。
シフィオンテクは試合後、「冷静さを保ち、ゴールに向かって集中しなければならなかった。ニューヨークのコートの盛り上がりはものすごい。気持ちを保てたことを誇りに思う」と述べた。
アフリカ出身の女子選手として初めて全米オープン決勝に駒を進めながらも敗れたジャブールは「これからの世代の選手を勇気づけられたことを願っている。この試合は、たくさんのことの始まりでしかない」と語った。