[ニューヨーク 10日 ロイター] - テニスの四大大会最終戦、全米オープンの男子シングルス決勝(11日)では第3シードのカルロス・アルカラス(スペイン)と第5シードのカスパー・ルード(ノルウェー)が対戦。勝者が世界ランク1位に浮上する。
アルカラスは世界ランク4位の19歳。ルードは同7位の23歳。全仏オープンで準優勝だったルードは全米オープン王者の称号と世界ランク1位の座のかかる大一番について「理想的な状況」と表現した。
アルカラスは「四大大会の決勝で世界ランク1位の座をかけて戦うことを子どもの頃から夢見てきた」と述べた。過去2回の対戦ではアルカラスが勝っている。
そのアルカラスは「彼には2回勝っているが、彼がとてもいいプレーをしていることは知っている。最高のプレーをしなければならない」と気持ちを引き締めた。対するルードは「全てのショットに精度が必要。彼をコートの奥に押し込みたい」とコメント。「彼には2回負けているのでリベンジしたい」と意気込みを示した。