[東京 28日 ロイター] - 井野俊郎防衛副大臣は28日夜、北朝鮮のミサイル発射を受けて記者会見し、立て続けにミサイルを発射していることは許されず、国連安保理決議違反であり強く非難すると述べた。北朝鮮に対して中国・北京の大使館ルートを通じて抗議したことも明らかにした。
井野氏によると、発射されたミサイルは2発。1発目は午後6時10分頃、北朝鮮西岸付近から東方向に発射、最高高度50キロ程度で約350キロ程度飛翔。2発目は午後6時17分頃に発射され、最高高度50キロ程度で約300キロ程度飛翔したという。
いずれも変則軌道の可能性があり、日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したと推定される、とした。