[マンチェスター(英国) 7日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・シティー(マンC)で移籍1年目から得点を量産しているFWアーリング・ハーランドに対し、インターネット上では出場停止を求める冗談交じりの嘆願書まで登場している。
22歳のノルウェー代表ハーランドは今季、リーグ戦でマンCのチーム得点(29得点)の約半分に当たる14点を稼ぎ出し、ホームではここ3試合連続でハットトリックを達成している。
この活躍はイングランドでも大きな話題となり、交流サイトでは「彼はロボット」、「不公平だ」との理由で出場停止とするよう求めるジョークが飛び交うように。オンライン署名プラットフォーム「Change.org」上には「アーリング・ハーランドの存在は深刻な問題だ。彼は突然現れ、この偉大な国の人々の週末を台無しにし続けている」という嘆願まで出た。
マンCのジョゼップ・グアルディオラ監督は7日、こうした冗談に笑いつつ、ハーランドの天性の得点感覚は教えられるものではないと記者団にコメント。「監督としてどうやって指導すればいいのか。そんなことは不可能だ。完全に本能的なものだから。彼はノルウェーでもオーストリアでもドイツでも、そしてここでも結果を出している。何も言わなくていいんだ」と語った。