[サンパウロ 11日 ロイター] - 自動車レースF1の今季第21戦、ブラジル・グランプリ(GP)は11日、サンパウロで予選を行い、ハースのケビン・マグヌッセン(デンマーク)が自身初となるポールポジション(PP)を獲得した。
この日は雨とジョージ・ラッセル(英国、メルセデス)のコースアウトによる赤旗中断などの影響で波乱の展開に。マグヌッセンはハースでの100回目という節目のレースで、最速タイムとなる1分11秒674をマークし、今季すでに2年連続での個人総合優勝を決めている2番手マックス・フェルスタッペン(オランダ、レッドブル)に0.203秒差で初PPを手にした。
マグヌッセンは、チームラジオで自身が最速だと伝えられた際に「うそだろう。人生でこんな感情を体験したことがない」と驚きを示し、「言葉が見つからない」と語った。
アルファタウリの角田裕毅は19番手だった。