[ドーハ 8日 ロイター] - サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会の準々決勝ではフランスとイングランドが10日に激突するが、FWキリアン・エムバペ(23)とDFカイル・ウォーカー(32)の勝負が注目されている。
エムバペは今大会、決勝トーナメント1回戦のポーランド戦で2ゴールを決めるなど、得点ランキングトップの5得点をマークし、連覇を目指すフランスの勝ち上がりに貢献。驚異のスピードが持ち味だ。
一方のウォーカーも俊足で知られるDF。そのスピードで危機的状況から救う能力が買われ、5年前にマンチェスター・シティー(マンC、イングランド)と契約した際には、DFとして当時の史上最高額を記録した。
ウォーカーはフランス戦前の記者会見で、「自分のすべきことは、彼(エムバペ)を止めることだと分かっている。言葉で言うのは簡単だろうが、自分を過小評価していない。マンCやイングランド代表として、多くの素晴らしい選手と対戦してきた」と自信をのぞかせていた。