[デンバー 24日 ロイター] - 米軍とカナダ軍の共同防衛組織、北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は、サンタクロースのプレゼント配りは米国に甚大な影響を及ぼしている寒波に妨げられることはないと心配する子どもたちに断言した。
NORADは毎年、サンタクロースを追跡し、ウェブサイトで中継する「作戦」を実施している。
NORADの報道官は「サンタクロースは北極で一年中暮らしているので、この天候には慣れている」と語った。
サンタは正式な飛行計画を提出しないため、いつ飛び立つのか、正確なルートは分からない、とした上で、そりを引くトナカイのルドルフがピカピカの赤い鼻のスイッチを入れると、NORADは赤外線センサーで位置を特定することができると説明した。
北米上空では米・カナダ両軍の戦闘機が護衛、サンタは速度を落としてパイロットに手を振るという。