[9日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグ、トットナムに所属するフランス代表GKウーゴ・ロリス(36)が9日、代表引退を発表した。家族とより多くの時間を過ごしたいなどと説明した。
ロリスは仏紙レキップに「誰にでも手綱を渡すべきタイミングは訪れる」とし、「チームはさらに先に進む準備ができている。新たなゴールキーパー(マイク・メニャン)も準備万端だ」とコメント。
さらに「調子が落ちてからではなく、ピークの状態で去りたい。妻、子どもたちとより多くの時間を過ごす必要があるとも感じた」と述べた。
ロリスは2008─22年の間、フランス代表歴代最多の145試合に出場。同代表歴代最多121試合で主将を務めた。12年、16年、20年の欧州選手権のほか、ワールドカップ(W杯)にも昨年のカタール大会まで4大会連続で出場し、18年大会では優勝を果たした。