[メルボルン 20日 ロイター] - 男子テニスのフェリックス・オジェアリアシム(カナダ)は20日、世間で話題となっている「ネットフリックスの呪い」を一笑に付した。
今年の全豪オープンでは、ネットフリックスが制作したドキュメントシリーズに出演した選手たちが次々と早期敗退。その中にはカスパー・ルード(ノルウェー)、オンス・ジャブール(チュニジア)、マテオ・ベレッティーニ(イタリア)ら男女の有力選手が含まれており、ニック・キリオス、アイラ・トムリャノビッチ(ともにオーストラリア)、パウラ・バドサ(スペイン)はけがによる欠場などで、出場さえかなわなかった。
第6シードのオジェアリアシムも番組に出演。2回戦では敗退寸前となったが、フルセットの末に逆転勝ちし、20日の3回戦ではフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)に勝利した。
その試合後、記者団から「呪い」について聞かれたオジェアリアシムは「彼らが敗退したのは知っていたが、今朝にガールフレンドが教えてくれるまで意識していなかった」とコメント。
さらに「自分は(敗退と番組出演は)関係ないと思うが、負けた選手たちはもしかしたらどこかでつながっていると感じたのかもしれない。そういうことがあるのも面白い」と続けた。
なお、ネットフリックスはツイッターで冗談交じりに「呪い」について言及。敗退した選手たちの画像をリツイートし、「これは純粋に偶然の一致だ」とつづっている。