[メルボルン 27日 ロイター] - テニスの四大大会初戦、全豪オープンは27日、メルボルンで男子シングルス準決勝を行い、第3シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)と第4シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が決勝に駒を進めた。
チチパスは第18シードでロシア出身のカレン・ハチャノフと対戦し、第1セットと第2セットを7─6、6─4と連取。第3セットは6─7で落としたが、第4セットを6─3で制した。
チチパスにとって、2021年全仏に続き、キャリア2回目の四大大会決勝となる。記者団に対し「(グランドスラム決勝を)テレビで見ながら、自分もいつかあそこに立ちたいと思ったのを覚えている」と述べ、「ジュニアのナンバーワンにはなれた。今は男子プロテニスでナンバーワンになりたい」とも話した。
チチパスは今大会で優勝すれば、ギリシャ人選手として史上初の世界ランキング1位となる。
もう1試合では、全豪で最多記録更新となる10回目の優勝を目指す元世界1位のジョコビッチがトミー・ポール(米国)に7─5、6─1、6─2でストレート勝ちを収めた。
両者は29日の決勝で戦う。