[シドニー 3日 ロイター] - 男子テニス世界ランキング20位のニック・キリオス(オーストラリア)が元パートナーへの暴行で告訴されていた裁判で、キャンベラの裁判所は3日、キリオス自身が暴行の事実を認めたにもかかわらず被害者からの訴えを棄却した。
キリオスは2021年12月、元パートナーから同年1月に暴行を受けたとして告訴されていた。22年10月には、メンタルヘルスを理由に自身に対する暴行罪の取り下げを求めていると報じられた。
豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドによると、判事は事件が軽微で再犯リスクは低いとして訴えを退けたという。
キリオスはインスタグラムへの投稿で、事件そのものは深く後悔するとし、「きょうの判決を尊重する。有罪判決なしに訴えを棄却してくれた裁判所に感謝する」とした。