[ドーハ 13日 ロイター] - 昨年行われたサッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で使用された移動式キャビンとトレーラーハウスが、トルコ・シリア大地震の被災地に寄付されたという。カタール当局が13日、ロイターに明かした。
最初の350ユニットを搭載した船が12日、カタールからトルコに向けて出発したという。また、カタール開発基金によると、カタールは被災地に1万ユニットもの移動式居住ユニットを送る予定という。
トルコ南部で6日、マグニチュード7.8の地震が発生。トルコとシリアで亡くなった人の数は3万6000人に迫っている。
カタールW杯ではファンの宿泊施設として、砂漠地帯に居住ユニットを設置。当初から大会後、これらを寄付する予定だったという。