[ロンドン 15日 ロイター] - 自動車レースF1、メルセデスのルイス・ハミルトン(英国)は15日、国際自動車連盟(FIA)が政治的な発言を厳しく制限するルールを設けた中、今後も発言を続けると述べた。
FIAは昨年12月に規約を更新し、レースの際に「政治的、宗教的、個人的な声明やコメント」を発する際に書面による事前の許可を必要としている。この動きには多くのドライバーや権利団体から批判が出ている。
ハミルトンは英シルバーストーンで行われたメルセデスの新車発表会の後、記者団に「私が情熱を注いでいることや問題点について話すことを止めることはできない」とし、「特に、この競技でさまざまな場所を訪れている以上、重要な話題について意識を高めるために発言する責任が常にあると感じている」と述べた。
全てのドライバーが言論の自由について一致しているとハミルトンは述べ、言論の自由を支持しているF1最高責任者のステファノ・ドメニカリ氏を評価した。