[17日 ロイター] - 国際サッカー連盟(FIFA)は17日、トルコとシリアで4万人以上の死者を出している大地震を受け、被災者へ人道支援を提供するために100万ドル(約1億3400万円)をFIFA基金に割り当てたと発表した。
今月6日にトルコ南東部のシリア国境付近で発生した大地震により、両国での死者数は計4万3000人以上を記録し、数百万人が基本的な生活用品もないまま家を追われ、人道支援を必要としている。
FIFAは、トルコ・サッカー連盟(TFF)、シリア・サッカー協会(SFA)、国際および地元の非政府組織と協議したとし、「この支援は、必要不可欠な人道的物資の購入と配布、緊急かつ一時的なシェルターと保護の提供に使用される」と声明で述べた。
イングランド・プレミアリーグは先週に100万ポンド(約1億6200万円)を寄付すると発表。欧州サッカー連盟(UEFA)とUEFAファンデーション・フォー・チルドレンも、トルコとシリアにおける人道支援のために20万ユーロ(約2900万円)を寄付している。