[4日 ロイター] - サッカーのスペイン1部は4日、各地で試合を行い、アトレチコ・マドリードはメンフィス・デパイとアルバロ・モラタがともに2得点と活躍し、セビリアに6─1で圧勝した。
ホームのアトレチコは前半23分、移籍後初先発のデパイが先制点をマークすると、その3分後にもデパイがネットを揺らした。同39分に1点を返されたもののアトレチコの勢いは止まらず、後半8分にアントワーヌ・グリーズマンがリードを広げると、同24分にはヤニック・カラスコがゴールを決め、終盤には途中出場のモラタが2得点を奪った。
なお、この試合でディエゴ・シメオネ監督はアトレチコでの指揮613試合目となり、それまでルイス・アラゴネス氏が記録していた同一クラブでのスペイン史上最多試合数を更新した。
試合後、グリーズマンはモビスター・プルスに対し、「シメオネ監督にとって重要な日だったし、ファンやチームメートにとっても素晴らしい日にしたかった」と喜んだ。
この勝利で勝ち点を45に伸ばしたアトレチコは、前日に引き分けていた久保建英所属のレアル・ソシエダードを1ポイント差でかわし、3位に浮上した。