[20日 ロイター] - ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は20日、米フロリダ州マイアミで準決勝の1試合を行い、日本がメキシコに6─5のサヨナラ勝ちを収めた。
日本は佐々木朗希投手が先発。4回表に先制スリーランを打たれ、4回5安打3失点、無四球、3三振で降板した。
日本は7回裏、4番の吉田正尚が今大会2号の同点スリーランを放ち、試合を振り出しに戻した。しかし直後の8回、メキシコに2本の適時打を打たれて2点を勝ち越された。
それでも日本はその裏、山川穂高の犠飛で4─5と1点差に。さらに9回、先頭の大谷翔平が二塁打、吉田が四球で出塁。すると5番の村上宗隆がセンターオーバーの二塁打を放ち、大谷と代走の周東佑京が生還し、日本が劇的な勝利を飾った。
日本は21日、決勝で米国と対戦する。日本は2006年、09年大会の覇者。米国は前回大会で優勝した。