［ミュンヘン（ドイツ） ２４日 ロイター］ - サッカーのドイツ１部ブンデスリーガ、バイエルン・ミュンヘンは２４日、ユリアン・ナーゲルスマン監督の解任と、トーマス・トゥヘル氏の新監督就任を発表した。
３５歳のナーゲルスマン監督は２０２１年に就任し、昨季はバイエルンをリーグ１０連覇に導いたが、今季は１９日のレーバークーゼン戦で１─２と敗れ、ドルトムントと入れ替わって首位から陥落していた。
オリバー・カーン最高経営責任者（ＣＥＯ）は、「昨季リーグ優勝を果たしたにもかかわらず、チームのクオリティーの低下は明らかという結論に至った。ワールドカップ後、われわれはあまり結果を出せず、魅力的なサッカーをすることもできず、調子は浮き沈みし、シーズンの目標やその先のゴールがリスクにさらされた」と話した。
後任のトゥヘル氏はバイエルンと２０２５年までの契約を結んだ。同氏はフランス１部パリ・サンジェルマン（ＰＳＧ）でリーグ連覇を果たし、２０年に初の欧州チャンピオンズリーグ（ＣＬ）決勝に導いた。２１年にはチェルシー（イングランド）でＣＬを制覇。昨年に解任されてからは所属チームのない状態だった。バイエルンは１８年から同氏の招へいを試みていた。