[9日 ロイター] - サッカーのスペイン1部は9日、各地で試合を行い、3位アトレチコ・マドリードは敵地でラヨ・バリェカノに2─1で競り勝ち、5連勝を飾った。
アトレチコは前半22分にアルバロ・モラタのパスからナウエル・モリーナが加入初ゴールを決めて先制。そのわずか2分後にはCKからマリオ・エルモソのヘッドで加点し、後半40分に失点したが逃げ切った。
昨年のワールドカップ(W杯)でアルゼンチン代表の一員として優勝を経験したモリーナは「(アトレチコ移籍は)私にとって非常に重要な変化だった。最初はチームのダイナミズムに慣れるのが大変だったし、本調子ではなかった。W杯優勝は大きな後押しになるが、重要なのは1週間の過ごし方、チームメートを知ること、監督の要求に応えることだ」と語った。
リーグ戦12戦無敗のアトレチコは勝ち点を57に伸ばし、1試合消化の少ない首位バルセロナとは14ポイント差と開いているものの、消化試合数の同じ2位アル・マドリードとは2ポイント差に肉薄した。
そのほか、ベティスはカディスに0─2で敗れて6位に後退。バレンシアはアルメリアに1─2で敗れ、バリャドリードとマジョルカは3─3のドローだった。