[マンチェスター(英国) 13日 ロイター] - イングランド・サッカー協会(FA)は13日、プレミアリーグのリバプールに所属するアンドリュー・ロバートソンに肘打ちをした疑いを持たれていた副審に関する調査を終え、処分を行わないと発表した。
リバプールは9日にホームでアーセナルと対戦。ハーフタイムにロバートソンが抗議をしたところ、当該の副審が肘打ちして払いのける様子が映像に残されていた。肘は選手のあごに当たっていた。
FAは、リバプールと審判統括団体PGMOLからの陳述や、複数の角度からの映像など全ての証拠を確認した結果、処分なしの結論に至ったと説明。調査終了までは副審の試合割り当ては控えられていた。
この副審はPGMOLを介した声明で、「FAの調査に全面的に協力し、アンディ・ロバートソンともこの問題について直接話し合った。アンディから腕を離した際、彼に接触する意図はなかったことは確かで、それについて謝罪した」と話した。