[28日 ロイター] - 自動車レースF1、フェラーリのシャルル・ルクレール(25、モナコ)が28日、アゼルバイジャン・グランプリ(GP)予選でポールポジション(PP)を獲得。今季思うような結果を残せていなかったフェラーリにとって、「必要だった」と語った。
ルクレールは今季、ここまでの3戦でわずか6ポイントしか獲得できていない。今月のオーストラリアGPではランス・ストロール(カナダ、アストンマーチン)との接触でリタイア。さらに、フェラーリでは幹部数名の退社が発表され、ルクレール自身もメルセデスから関心を持たれている可能性など、去就に関してさまざまな憶測が飛び交っている。
そんな中、予選を得意とするルクレールは28日の予選でアゼルバイジャンGPでは3年連続となるPPを獲得した。同ドライバーは記者団に対し、「チーム全体が必要としていた。今日のラップは本当に素晴らしかった。自分のやりたかったことの全てをやりきった」とコメント。
さらに、「F1ではうわさやプレッシャーに対処することも仕事の一部だが、そのような状況下でパフォーマンスを発揮するのが少し難しいことだというのは明確」とも話した。