[17日 ロイター] - テニスのイタリア国際は17日、ローマで試合を行い、女子シングルス準々決勝で第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が途中棄権し、第7シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)が準決勝に進んだ。
シフィオンテクは第1セットを6─2で奪ったが、第2セットをタイブレークの末に6─7で落とした。第3セットが始まる前に治療のタイムアウトを取り、右足にテーピングを巻いてプレーに復帰したものの、セットカウント2─2の時点で棄権を申し出た。ルバキナはキャリアで初のクレーコート大会4強進出になった。
ルバキナはシフィオンテクの負傷について「タイブレークの最後のポイント辺りで何かが起こったのが見えたけど、どの程度深刻なのかは分からなかった」として、「こんな形で試合を終えるのは決して良いことではない。イガにとって深刻な事態でないと願いたい。早期回復を祈っている」と述べた。
また、準々決勝のもう1試合は第20シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)が、パウラ・バドサ(スペイン)に勝利して4強入りを決めた。