[パリ 31日 ロイター] - 女子テニスの世界ランキング2位アリーナ・サバレンカは31日、母国ベラルーシがロシアによるウクライナ侵攻に関与していることについての質問に明確な回答を避けた。
サバレンカは全仏オープンでの記者会見で「何も言うことはない。質問には感謝する」と発言。その後に記者からルカシェンコ大統領との関係や、世界ランキング1位となる可能性のある選手が同大統領と関係を持つべきかという質問を受けたが、「あなたは私から十分な答えをもらっているし、私から言うことも何もない」とした。
28日の全仏1回戦でサバレンカに敗れたマルタ・コスチュク(ウクライナ)は「彼女(サバレンカ)は個人的に戦争を支持していないと決して表明しない。戦争がそこにあるのだから、ジャーナリストは選手への質問を変えるべきだと思う」と主張していた。