[パリ 2日 ロイター] - テニスの四大大会第2戦、全仏オープン(OP)は2日、パリで試合を行い、男子シングルス3回戦では世界ランキング1位のカルロス・アルカラス(スペイン)がストレート勝ちを収めた。
アルカラスはデニス・シャポバロフ(カナダ)と対戦し、6─1、6─4、6─2で勝利。「試合を通していいレベルのプレーができたと思う。第2セットは、第1セットと第3セットよりもミスが多かったので少し苦戦したが、強いメンタルであの場に立っていた。取り戻すチャンスが来ると分かっていた」と振り返った。
第3シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)、第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)も勝ち上がったが、第9シードでロシア出身のアンドレイ・ルブレフは敗退した。
女子シングルス3回戦では、ベラルーシ出身で第2シードのアリーナ・サバレンカがロシア出身のカミラ・ラヒモワに6─2、6─2で圧勝。第9シードでロシア出身のダリア・カサトキナも勝ち上がる一方で、第3シードのジェシカ・ペグラ(米国)は第28シードのエリーズ・メルテンス(ベルギー)に1─6、3─6で完敗した。
女子ダブルス2回戦では、第16シードの加藤未唯、アルディラ・スーチャディ(インドネシア)組がロシア出身のイリーナ・フロマチェワ、リンダ・ノスコバ(チェコ)組を6─4、7─5で下した。穂積絵莉、ウリケ・アイケリ(ノルウェー)組はストレート負け。
混合ダブルスでは、昨年優勝の柴原瑛菜がジャクソン・ウィズロー(米国)と組んで出場したが、1回戦で敗退した。