[24日 ロイター] - ブラジルのルラ大統領は24日、中国とロシア、インド、ブラジル、南アフリカによる新興5カ国(BRICS)首脳会議で合意した加盟国拡大について、新加盟国はイデオロギーに関係なしに地政学的な重要性で選ばれるとの認識を示した。
BRICS首脳会議はイラン、サウジアラビア、エチオピア、エジプト、アルゼンチン、アラブ首長国連邦(UAE)の6カ国を新たに加え、新興国グループとしての勢力を拡大することを狙っている。
ルラ氏は「(新加盟国の資格として)大事なのは誰が統治しているかではなく、その国の重要性だ。BRICSに合流するイランやその他の国の地政学的な重要性は否定できない」と強調した。
またルラ氏は、今後ブラジルはナイジェリアやアンゴラ、モザンビーク、コンゴ民主共和国の参加も後押ししていくと述べた。