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元徴用工訴訟、日本企業の供託金を韓国の原告が初受領 日立造船

発行済 2024-02-20 17:46
更新済 2024-02-20 17:54

Jack Kim

[ソウル 20日 ロイター] - 韓国最高裁で日立造船の敗訴が確定した元徴用工訴訟で、同社の資金が原告側に渡ったことが20日明らかになった。元徴用工訴訟で日本企業の資金が原告に渡るのは初めて。

日立造船が裁判所に預けた供託金6000万ウォン(4万4800ドル)を遺族が受け取ったと原告側の弁護士が発表した。

弁護士は「補償金だ」と述べ、日本企業から元徴用工に支払いが行われた初めてのケースだと指摘した。

日立造船の広報担当者は裁判所が遺族に供託金の取得を認めたのは極めて遺憾と述べた。

最高裁は昨年12月、5000万ウォンの賠償金と遅延利息の支払いを求めた原告の主張を支持する判断を下した。

日本政府は1965年の日韓請求権協定で問題は解決済みとの立場を示している。

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