[27日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)ドジャースの大谷翔平選手は27日、敵地でのブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で出場し、自身が記録していた今季メジャーの最高打球速度を更新した。MLB公式サイトが報じた。
大谷は第2打席でブルージェイズの先発、菊池雄星投手から119.2マイル(約191.8キロ)のタイムリーヒットを放った。これは大谷にとって自己最速。ドジャースの選手では少なくとも2015年以来、最速記録となった。
大谷のバットがボールをとらえた瞬間、球場内に観客の驚きの声が響きわたった。大谷が4日前に打った打球速度118.7マイルのホームランが今季メジャー最速だった。
大谷が119マイル以上の打球速度を記録したのは通算3回目。これはスタットキャストが計測を開始した2015年以来、ジャンカルロ・スタントン(32回)、アーロン・ジャッジ(6回)に次ぐ史上3位の数字。