[27日 ロイター] - テニスのマドリード・オープン(OP)は27日、マドリードで男子シングルス2回戦を行い、地元出身で四大大会シングルス22勝を誇るラファエル・ナダルがストレート勝ちを収めた。
第10シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)と対戦したナダルは7─6、6─3で勝利。先週行われたバルセロナOPで敗れた借りを返した。
今季限りで現役を引退するとみられる37歳のナダルは1年近く股関節のけがに悩まされており、現在も本調子ではないと明かしていた。それでも「アレックスのような素晴らしい選手と2時間以上も戦うことができて、最高にうれしい」と喜んだ。
第1シードのヤニク・シナーは6─0、6─3でロレンツォ・ソネゴとのイタリア勢対決を制した。第3シードのロシア出身ダニル・メドベージェフはマテオ・アルナルディ(イタリア)を2─6、6─4、6─4で破った。