Iryna Nazarchuk
[オデーサ(ウクライナ) 29日 ロイター] - ウクライナ南部オデーサに29日、ロシアからのミサイル攻撃があり、地元の当局者によると、教育施設で少なくとも5人が死亡し、32人が負傷した。
オデーサ州のキペル知事によると、負傷者には子供と妊婦が含まれ、4歳の子どもを含む8人が重体となっている。
ウクライナ海軍のプレテンチュク報道官は、クラスター弾頭を搭載した弾道ミサイル「イスカンデルM」による攻撃を受けたとしている。
ロイター・テレビの映像には、攻撃によりほとんど破壊された法律学校の屋根が映っていた。一部でまだ火が燃えており、消防士らが消火活動を続けた。
生徒の一人はミサイルが撃ち落とされたときに火災が起きたとロイターに述べた。
ネットに投稿された写真には建物が燃え、煙が立ち上る様子が写っていた。路上で治療を受ける人々を映した動画も見られた。