[29日 ロイター] - テニスのマドリード・オープン(OP)は29日、マドリードで男子シングルス3回戦を行い、四大大会通算22勝のラファエル・ナダル(スペイン)が4回戦に進出した。
ナダルは世界ランキング91位のペドロ・カチン(アルゼンチン)と対戦し、3時間を超える激戦を6─1、6─7、6─3のフルセットで制した。
今季限りで引退の意向を示しているナダルは「良い時も悪い時もあったが、打開策を見いだせた。この観衆の前でプレーすることが全てだという思いが日に日に高まっている」と語った。
そのほか、第1シードのヤニク・シナー(イタリア)、第3シードでロシア出身のダニル・メドベージェフ、第5シードのカスパー・ルード(ノルウェー)らも順当に勝ち上がった。