[マイマヒウ(ケニア) 29日 ロイター] - ケニア中部で29日、洪水と地滑りが発生し、少なくとも45人が死亡、110人以上が負傷した。
警察は当初、ダムの決壊で洪水が発生したとしていたが、水資源省はその後、鉄道盛土下の河川トンネルががれきでふさがれたことが原因と発表した。
水が鉄道路線を押し流し、非常に速いスピードで下流に移動し始めたという。
現在も捜索救助活動が続いている。
道路交通当局は、死者がさらに増える可能性があるとの懸念を示した。
ケニアでは先月から豪雨と洪水が度々発生しており、今回の災害により死者数は140人を超えた。また、18万5000人以上が避難を余儀なくされている。
タンザニアやブルンジなど他の東アフリカ諸国でも、激しい豪雨により多数の犠牲者が出ている。