[モスクワ 30日 ロイター] - ロシア当局は30日、ウクライナがクリミアに向けて発射した米国製の長距離ミサイル「ATACMS(エイタクムス)」を迎撃したと発表した。
ATACMSは射程が最大300キロメートルの地対地ミサイル。米国は先週、ウクライナに引き渡したと明らかにしていた。
ロシア国防省は6発のATACMSを迎撃したと発表。国防省は迎撃した場所は明らかにしていないが、ロシアが一方的に併合したクリミアの親ロシア派トップ、セルゲイ・アクショーノフ氏は、ATACMSはクリミア半島上空で撃墜されたとしている。