[サンパウロ 6日 ロイター] - ブラジル当局によると、最南端リオグランデドスル州を襲った豪雨により、これまでに少なくとも83人が死亡、100人以上と連絡が取れなくなっている。
洪水被害は州内の約500都市のうち3分の2以上に及び、12万2000人が避難を強いられる事態となっている。
複数の都市で道路や橋が寸断されたほか、土砂崩れや水力発電所のダム一部決壊などが発生している。
同州のエドゥアルド・レイテ知事は、より広域にわたる救助活動が続けられているが、死者数は今後も大幅に増える可能性があるとの見方を示した。