[6日 ロイター] - テニスのマドリード・オープン男子シングルスで優勝したロシア出身のアンドレイ・ルブレフは、体調不良と足の故障を抱えながらの参戦だったことを優勝会見で明らかにした。
ルブレフは決勝でフェリックス・オジェアリアシム(カナダ)と対戦し、約3時間の熱戦の末に4─6、7─5、7─5の逆転勝利を収めた。
会見では「まだ体調が悪く、状態を正確に知るために明日は病院に戻って精密検査を受けようと思う」とコメント。「もう8日か、9日くらい体調が悪く、普通ではない。あまり良くなってない。これほど具合が悪いのは人生で初めて」と続けた。
さらにルブレフは足に炎症を起こしたため麻酔注射を打って出場していたことも明かし、「今最も重要なのは回復に努めてローマ(イタリア国際)への準備を整えること」と話した。