Francois Murphy Parisa Hafezi
[ウィーン 7日 ロイター] - 国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は7日、核問題を巡るイランとの協議を継続し、「間もなく」一連の措置について合意に達するはずだと期待を示した。
IAEAはイランとの交渉で様々な問題に直面している。2023年3月に交わされた将来の協力に関する「共同声明」でイラン政府が約束した事のほんの一部しか実行されておらず、具体的な措置は昨年6月に打ち切られた。
イラン訪問から帰国したグロッシ氏は記者団に対して、新たな合意をまとめるのではなく、共同声明の下でイランが取ることのできる「具体的な措置」について合意を目指していると述べた。
「すぐに結果を出したい。そして、彼らもそれを理解していると思う」と述べ、IAEAの次回理事会に間に合うよう、1カ月以内に合意することが好ましいと述べた。