[28日 ロイター] - ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は28日、米連邦準備理事会(FRB)はインフレを押し下げるために十分に制約的な水準まで金利を引き上げ、来年を通して金利をその水準に維持する必要があるとの考えを示した。
ウィリアムズ総裁はニューヨークのエコノミック・クラブのオンラインイベントで「当面は制約的な政策を続ける必要がある。少なくとも来年を通してこうした政策を維持しなくてはならない」と述べた。
その上で「FRBはおそらく2024年に利下げに着手する」と語った。
また、景気の下振れリスクが存在するものの、景気後退(リセッション)は自身のベースラインシナリオには含まれないという認識を示した。