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東京為替:ドル・円はもみあい、日本株にらみ売り買い交錯

発行済 2017-05-11 12:19
更新済 2017-05-11 12:33
東京為替:ドル・円はもみあい、日本株にらみ売り買い交錯
11日午前の東京外為市場では、ドル・円はもみあい。
日経平均株価の節目20000円回復への思惑から売り買いが交錯した。
ドル・円は、日経平均の20000円回復への期待が続いているが、日本株が寄り付きから上げ幅を縮小したことでドル買い・円売りがやや弱まり、114円37銭から一時114円11銭まで小幅に値を下げた。


ランチタイムの日経平均先物はプラス圏で推移しており、引き続き日経平均の値動きをにらみながらの展開となりそうだ。
日経平均の上値が重く大台到達は難しいとの見方もあるが、仮に20000円回復ならドル買いに弾みがつく可能性もあろう。


一方、米6月利上げ観測を背景としたドルの上昇基調に変わりはなく、目先のドルの大幅安は想定しにくい。


ここまでのドル・円の取引レンジは114円11銭から114円37銭、ユーロ・円は124円11銭から124円30銭、ユーロ・ドルは1.0863ドルから1.0878ドルで推移した。


【金融政策】
・NZ準備銀行:政策金利1.75%に据え置き(予想通り)
・声明:2018年1-3月期のインフレは+1.1%に鈍化の見通し
緩和政策を長期にわたり維持
NZドルの下落が成長のリバランスを支援

・ウィーラー総裁

「中立的なスタンスを維持している」

「政策金利は予測可能な将来、1.75%にとどまると予想」
「賃金インフレ加速の証拠はみられない」



【経済指標】

・日・3月経常収支:+2兆9077億円(予想:+2兆5930億円、2月:+2兆8136億円)



【要人発言】

・ウィーラー総裁

「利上げの検討前にインフレが上向ている証拠を確認する必要がある」(議会での証言)

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