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28日の米国市場では、英国の欧州連合(EU)離脱による懸念が一服し、欧州株が全面高となった流れを受けて買いが先行。
原油相場の上昇に加え、1-3月期国内総生産(GDP)確定値が改定値から上方修正されたことや、6月消費者信頼感指数が昨年10月以来の高水準となったことも好感された。
前日に売り込まれた金融株を中心に買い戻しも広がり、NYダウは269ドル高となった。
こうした流れを受けて東京市場でも買いが先行し、日経平均は3ケタの上昇となっている。
売買代金上位では、トヨタ自 (T:7203)が3%前後の上昇となっているほか、三井住友 (T:8316)、三菱UFJ (T:8306)、みずほ (T:8411)といったメガバンク株が買われている。
欧州関連株として前日まで下落の目立ったマツダ (T:7261)も急反発。
東京海上 (T:8766)は4%超高と上げ目立つ。
一方、ブリヂス (T:5108)や7&iHD (T:3382)がさえない。
ニトリHD (T:9843)は2%超の下落。
有機EL関連として買われていたVテク (T:7717)は急反落している。
セクターでは、保険業、鉄鋼、その他金融業が上昇率上位。
半面、ゴム製品、石油・石炭製品、小売業などが売られている。