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日経平均;16596.26;-0.25TOPIX;1297.40;-1.07
[寄り付き概況]
日経平均は前日終値水準からスタートし、上げ幅を広げている。
16日の米国市場では、前日に主要株価指数が軒並み最高値を更新したことから利益確定売りが広がり、NYダウは84ドル安となった。
為替市場では一時1ドル=100円割れまで円高が進んだが、その後要人発言を受けた利上げ観測の拡大でドルは反発している。
こうした流れに加え、日経平均は前日に273円安と大幅続落したことから自律反発も意識され、寄り付き後は買い優勢の展開となっている。
売買代金上位では、トヨタ自 (T:7203)、三菱UFJ (T:8306)、ファーストリテ (T:9983)など全般堅調。
任天堂 (T:7974)やコマツ (T:6301)が2%超上昇しているほか、宇宙船に炭素繊維を長期供給と伝わった東レ (T:3402)は4%近い上昇となっている。
大手パネルメーカーから大口受注と発表したVテク (T:7717)も買われている。
一方、日産自 (T:7201)が2%近く下げているほか、ソニー (T:6758)やJT (T:2914)がさえない。
業績観測の報じられたLINE (T:3938)も前日急伸した反動でマイナスとなっている。
セクターでは、鉱業が4%超上昇しているほか、保険業、鉄鋼が上昇率上位。
反面、建設業、パルプ・紙、水産・農林業などが売られている。