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デュアルタップ---17.6期は2ケタ増収見通し、年間販売戸数も2ケタ増を計画

発行済 2016-08-22 12:48
更新済 2016-08-22 13:00
© Reuters.
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デュアルタップ (T:3469)は10日、2016年6月期(15年7月-16年6月)決算を発表。
売上高が前期比16.1%増の69.96億円、営業利益が同19.4%減の4.11億円、経常利益が同30.2%減の3.29億円、当期純利益が同28.2%減の2.10億円だった。
期末配当は1株あたり30円を予定している。


同社は投資用マンションの販売を主軸とした不動産事業を展開する企業で、7月21日にジャスダック市場への新規上場を果たした。

セグメント別では、不動産販売事業の売上高は前期比13.1%増の59.32億円、セグメント利益は同31.4%減の3.37億円。
同社の強みであった城南エリアに加え、城北エリア等でも自社ブランドマンション「XEBEC(ジーベック)」シリーズの開発エリア拡大を図った。

不動産賃貸管理・仲介事業の売上高は同30.8%増の10.13億円、セグメント利益は0.42億円(前期は0.03億円)。
不動産管理は自社販売物件の管理契約獲得等により管理戸数が増加した他、入居率の向上に努めた。
不動産仲介はインターネット媒体による賃貸仲介の集客に取り組んだ一方、売買仲介にも注力した。

海外不動産事業の売上高は0.50億円(前期は0.07億円)、セグメント利益は0.18億円(同0.00億円)。
マレーシア及びシンガポールでの不動産紹介ビジネスに加え、タイでは不動産紹介ビジネスにも取り組んでいる。


17年6月期通期計画は、売上高が前期比35.3%増の94.68億円、営業利益が同7.1%増の4.40億円、経常利益が同1.1%増の3.33億円、当期純利益が同1.1%増の2.13億円を見込んでいる。
年間販売戸数は296戸(前期比29.3%増)を計画。
不動産賃貸管理・仲介事業及び海外不動産事業の収入増などを見込む。
今後は民泊の取り組みなども注目されるだろう。



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