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注目銘柄ダイジェスト(前場):東洋ゴム、旭硝子、DDSなど

発行済 2017-02-08 11:39
更新済 2017-02-08 12:00
注目銘柄ダイジェスト(前場):東洋ゴム、旭硝子、DDSなど
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富士通 (T:6702):655円(-22.3円)
続落。
富士電機 (T:6504)との株式持ち合いを縮小すると発表している。
富士電機が11.1%保有している同社株の8.21%を売却する。
売却額は1000億円規模になるもよう(7日終値ベース)。
同社も富士電機株の一部を売却するようだが、株数や時期などは未定だ。
株式売却による需給悪化や、協力関係が弱まることへの懸念が先行する格好。
なお、売却後の富士電機の出資比率は2.89%に低下する。



洋ゴム (T:5105):1249円(-59円)
大幅続落。
船舶向けの配管のバルブなどに使用されるゴム製品の性能に不正があったことを発表。
07年の学校断熱パネルの性能偽装を始めとして、4度目の不正発覚となる。
納入先に提示している回数の検査を実施せず、検査成績表の項目欄には過去の合格データを転記していたもよう。
現時点で納入先からの交換要請はないようだが、度重なる不正発覚が嫌気され、売りが広がっている。



三井造 (T:7003):166円(-15円)
急落。
17年3月期の通期予想を下方修正。
営業利益は150億円から120億円に引き下げた。
連結子会社で建設中のプラント工事に関し、管理強化や納期遅延防止のために想定以上の現地作業員の増員が必要に。
受注工事損失引当金繰入額(売上原価)として107億円の損失を追加計上したことが主要因。
コンセンサス(150億円程度)を下回ったほか、期末配当の減額(5円から3円)が嫌気されている。



旭硝子 (T:5201):902円(+70円)
急反発。
16年12月期営業利益は前期比35.3%増の962億円となった。
上方修正していた会社計画をやや上回っての着地。
自動車用ガラス及び化学品製品の出荷量増、建築用ガラスの売価上昇などが寄与した。
17年12月期の通期業績は、営業利益で同9.0%増の1050億円を見込む。
17年12月期の営業利益がコンセンサス(970億弱)を上回った他、同時に発表した自社株買いも支援材料に。



ARM (T:8769):1235円(+132円)
大幅続伸。
16年4-12月期(第3四半期累計)決算とともに、17年3月期業績予想の上方修正と増配を発表している。
第3四半期累計の営業利益は前年同期比3.3倍の3.60億円で着地した。
通期営業利益見通しについては従来の4.35億円から5.50億円(前期は2.39億円)へと引き上げた。
ストレスチェック義務化対応商品の新規契約が計画を上回った。
期末配当予想は1株当たり8.50円から11.00円(前期は5.00円)に修正している。



シンクロフード (T:3963):3615円(+295円)
大幅続伸。
1株につき3株の割合で株式分割を実施すると発表している。
基準日は3月31日。
株式の流動性を高め、投資家層の拡大を図ることを目的としている。
株価は朝方に一時3775円まで上昇する場面があった。



セプテーニHD (T:4293):318円(-45円)
大幅続落。
16年10-12月期(第1四半期)決算を発表している。
収益が前年同期比8.2%増の35.86億円となる一方、営業利益は同20.2%減の7.71億円で着地した。
アクセルマーク {{|0:}}株式の一部売却に伴い四半期利益は同2.2倍の14.10億円となったものの、事前予想(17.00億円)を下回った。
16年10月-17年3月期(第2四半期累計)業績については、四半期利益で同36.9%増の18.40億円との見通しを示している。



DDS {{|0:}}: - 円( - 円)
ストップ高買い気配。
16年12月期決算を発表している。
営業損益は0.59億円の黒字(前期は5.60億円の赤字)となり、従来予想(0.52億円の黒字)どおり黒字転換して着地した。
また、17年12月期の通期業績については、営業利益で同5.9倍の3.55億円と急拡大する見通しを示している。
収益性と財務体質の改善を受けて、「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載を解消したこともポジティブ視されているようだ。


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