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24日の米国市場でNYダウは11日続伸したが、銀行株を中心とした欧州株安や原油価格の下落などから上値の重い展開だった。
為替市場では1ドル=111円台まで円高が進む場面があり、本日の日経平均はこうした流れを受けて153円安からスタートした。
寄り付き後は一時18995.55円(前日比287.99円安)まで下落し、取引時間中としては2月9日以来、約半月ぶりに節目の19000円を下回る場面があった。
売り一巡後は円高一服とともに下げ渋り、後場はおおむね19100円台でのもみ合いとなった。
大引けの日経平均は前週末比176.07円安の19107.47円となった。
東証1部の売買高は18億3833万株、売買代金は2兆1394億円だった。
業種別では、保険業、鉱業、銀行業が下落率上位だった。
一方、小売業と水産・農林業のみ小幅に上昇した。
個別では、ソフトバンクG (T:9984)、三菱UFJ (T:8306)、三井住友 (T:8316)、みずほ
(T:8411)など売買代金上位は全般軟調。
トヨタ自 (T:7203)や任天堂 (T:7974)は小安い。
第一生命HD (T:8750)や東京海上 (T:8766)といった保険株は金利低下を受けて3%前後の下落。
東芝 (T:6502)、SUMCO (T:3436)、テンプHD (T:2181)も3%超安と下げが目立った。
また、富士石油 (T:5017)、タカラトミー (T:7867)、イビデン (T:4062)などが東証1部下落率上位となった。
一方、三菱自 (T:7211)は東南アジアの販売店拡大との報道で逆行高。
NTT (T:9432)やファーストリテ (T:9983)も小幅に上昇した。
森永菓 (T:2201)は大幅続伸。
また、ティーライフ (T:3172)、KLab (T:3656)、オハラ (T:5218)などが東証1部上昇率上位となった。