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イーレックス Research Memo(4):第3四半期は大幅増収増益で着地し、通期見通しを上方修正

発行済 2017-03-08 17:03
更新済 2017-03-08 17:34
イーレックス Research Memo(4):第3四半期は大幅増収増益で着地し、通期見通しを上方修正
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■業績動向

1. 2017年3月期第3四半期決算の概要
イーレックス (T:9517)の2017年3月期第3四半期は、売上高22,049百万円(前年同期比32.8%増)、営業利益2,442百万円(同141.6%増)、経常利益2,328百万円(同144.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,252百万円(同87.5%増)と、大幅増収増益で着地した。


期初予想に対する進捗率は、売上高が65.9%と4分の3を下回っているのに対して、営業利益が91.7%、経常利益が95.0%、親会社株主に帰属する四半期純利益が87.8%と、各利益項目は90%前後の高い値となった。
この結果を受けて同社は、2017年3月期の通期見通しを、営業利益以下の各利益項目について大幅な上方修正を行った(詳細は後述)。


第3四半期決算で売上高の進捗が遅れた要因は、燃料価格下落に伴う燃料費調整額の低下や、卸売部門におけるJEPXでの取引価格の下落だ。
一方で、利益面で進捗が進んだ要因は、電力の供給先(電力小売販売先)の施設数が順調に増加するなかで取引価格が下落しているJEPXからの仕入れを積極的に行ったこと、過不足電力の精算金額算定方法の制度変更が原価低減に寄与したこと、などが主たる要因だ。
これらの結果、売上総利益は前年同期比102.9%増の4,790百万円に達した。


販管費は、業容拡大に伴う人員増加や販売代理店に支払う代理店報酬の増加で前年同期比73.8%増の2,347百万円となったが、伸び率は売上総利益のそれを下回り、売上高販管費率も10.6%にとどまった。
その結果、営業利益は同141.6%増の2,442百万円となり、売上高営業利益率は前年同期の6.1%から今第3四半期は11.1%に大きく改善した。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

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