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古河電工、カカクコム、ANAなど

発行済 2017-08-03 16:19
更新済 2017-08-03 16:33
古河電工、カカクコム、ANAなど
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(T:5801) 古河電工 5650 +705ストップ高。
前日に発表した決算がポジティブなサプライズにつながった。
第1四半期営業利益は104億円となり、市場予想の65億円を大幅に上回った。
また、通期の営業利益予想は従来の370億円から430億円まで、コンセンサスの410億円レベルを上回る水準にまで上方修正。
修正計画も保守的とみられ、さらなる上振れが期待される状況のようだ。
光ファイバーをはじめ、ほとんどの事業が好調に推移しているもよう。


(T:3668) コロプラ 1274 +72大幅続伸。
17年9月期第3四半期の決算を発表。
4-6月期営業利益は25億円で前年同期比57%
減益、1-3月期の37億円と比較して、前四半期比でも減益となっている。
「白猫プロジェクト」など既存タイトルの減収が重し。
ただ、市場予想並みの水準で着地しており、短期的なあく抜け感が先行したようだ。
「白猫プロジェクト」周年イベントは好調に推移しているほか、新作「アリス・ギア・アイギス」などへの期待も。


(T:9202) ANA 409 +21.1大幅続伸。
前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は254億円で前年同期比80%増と大幅増益を達成している。
先に伝えられた観測報道の数値180億円を大きく上回っており、ポジティブなインパクトにつながったようだ。
会社計画も約100億円超過しているもよう。
国際線、国内線、貨物事業の売上がそれぞれ計画を上回ったとみられる。


(T:8050) セイコーHD 507 +14続伸。
前日に発表した第1四半期決算が好感された。
営業利益は27億円となり、市場予想を10億円程度上回っている。
円安効果に加えて、スマホや車載向け半導体など電子デバイスなどが想定を上回る推移となったもよう。
また、時計事業もハイエンド品が好調など復調の兆しが確認できているようだ。
依然として為替前提は1ドル=105円など、通期計画も保守的な印象と。


(T:5741) UACJ 298 -29急落。
前日に第1四半期の決算を発表、経常利益は78億円で前年同期比倍増となっている。

ただ、アルミ市況の上昇を背景に在庫評価のプラス効果が35億円含まれているため、これを除いた実質ベースでは同31.7%の経常減益。
物足りない決算内容との見方が優勢のようだ。
中東やアジアを中心に市場環境は想定よりも弱く、合弁で立ち上げた自動車用パネル工場もユーザーの認定取得に時間がかかっているもよう。


(T:9983) ファーストリテ 33380 +80もみ合い。
7月の月次動向を発表している。
既存店売上高は前年同月比3.7%増、4カ月連続でのプラス成長となっている。
客単価が1.9%低下した一方、客数は5.6%の増加となっている。
気温が高く推移したことで、ワイヤレスブラ、UT、感動パンツなどの夏物商品の販売が好調であった。
ただ、会社側の通期既存店前提2.0%増収に対して、7月までの累計では1.3%増と依然下振れ、積極的な評価にはなっていない。


(T:6701) NEC 303 +2もみ合い。
本日の報道で、リチウムイオン電池事業から撤退すると伝わっている。
電極を製造する子会社NECエナジーデバイスを中国の投資ファンドに売却するほか、持分法適用会社のAESC社の持ち分49%も売却するもよう。
足元で黒字事業であるほか、今後の成長期待分野ではあるが、撤退に伴う利益への影響額は現時点で限定的であり、同社にとっては必要な構造改革であるとのポジティブな見方もあるようだ。


(T:2371) カカクコム 1372 -75大幅続落。
前日は決算発表を受けて後場から軟化したが、本日は一段安の展開になった。

第1四半期営業利益は51億円で市場予想並みとなっているが、食べログの個人課金収入が前年同期比2ケタ減と鈍化していること、食べログの広告収入が同10%減となったことなどがネガティブサプライズと捉えられている。
本日改めての売り材料につながったようだ。


(T:6952) カシオ計 1716 -129大幅反落。
前日に発表した第1四半期決算がネガティブに捉えられた。
営業利益は66億円で前年同期比7.6%減益となった。
会社計画線上の推移ではあるが、市場予想の72億円は下回っている。
通期の市場コンセンサスは会社計画を上回る水準であったが、期待感は後退する状況となっている。
なお、決算説明会で発表されたBtoB向け2.5Dプリンターには注目度を高める声もあるようだ。


(T:5358) イソライト工業 507 +80ストップ高比例配分。
前日に発表した第1四半期決算がポジティブなインパクトを誘った。

営業利益は7.5億円で前年同期比58.2%増益、通期予想は17.7億円で前期比16.9%の減益見通しであり、想定外の大幅増益決算となった。
セラミックファイバー製品は国内でのRCFの作業環境規制対策品の売上高が拡大。
また、機能性セラミックス製品の売上高が大きく拡大したことも寄与した。

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