![](http://c1308342.cdn.cloudfiles.rackspacecloud.com/news_providers_logos/fisco_s.png)
日経平均;19792.45;+53.74TOPIX;1619.64;+1.74
[寄り付き概況]
10日の日経平均は反発でスタートした。
前日の米国市場では、北朝鮮情勢を巡る地政学リスクへの警戒感からアジア・欧州株が概ね全面安となり、米国株にも売りが先行。
複数の主要企業の決算内容も嫌気され、終日軟調推移となった。
為替相場は1ドル110円10銭台で推移しており、シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円高の19755円となった。
前日に大きく下落した反動から自律反発の流れとなっている。
資生堂 (T:4911)などの好業績銘柄や防衛関連をはじめとしたテーマ性のある銘柄に物色が入っている。
セクターでは、化学、非鉄金属、ガラス・土石製品、繊維製品、不動産業が上昇。
売買代金上位では、資生堂 (T:4911)、ソフトバンクG (T:9984)、トヨタ自 (T:7203)、ファーストリテ (T:9983)、信越化 (T:4063)、東京エレクトロン (T:8035)、キーエンス (T:6861)、三井金 (T:5706)、住友不動産 (T:8830)、太平洋セメント (T:5233)が上昇。
一方で、任天堂 (T:7974)、三菱UFJ (T:8306)、みずほ (T:8411)、ソニー (T:6758)、東京海上 (T:8766)、ディーエヌエー (T:2432)は下落。
(アナリスト 雲宮祥士)