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日経平均;22631.17;-65.73TOPIX;1705.40;-12.84
[後場の投資戦略]
連休明けの米国株式市場が小安く終わり、東京市場でも買い手掛かりに乏しいなかで利益確定の売りがやや優勢となっている円相場の弱含みは支援材料となるが、米国とカナダ、中国などの通商問題の先行き不透明感から輸出関連株は手掛けづらいまた、内需・ディフェンシブ関連株でも台風21号の影響に対する懸念が広がっているとあって、日経平均は後場も上値の重い展開が続きそうだペッパー (T:8697)などで見られるように、個人投資家は材料株の個別物色に活路を見出しているようだ
新興市場でもマザーズ指数が小幅に反落しているが、朝方には買い優勢となる場面が見られた75日移動平均線に接近して目先の利益を確定する売りが出やすいものの、指数寄与度が大きいSOSEI (T:6182)などは戻り歩調が続いているまた、JPXと共同で実証実験を行うと発表したロゼッタ
なども活況を見せており、個人投資家の物色意欲は根強い
(小林大純)